指定福祉避難所

指定福祉避難所とは

災害時に，一般の避難所生活において何らかの特別な配慮を必要とする高齢者等が，安心して避難生活を送れる体制を整備した避難所のことです。

指定福祉避難所の対象者

身体等の状況が特別養護老人ホーム又は老人短期入所施設等へ入所するのには至らない程度の高齢者等であって，指定避難所での生活において特別な配慮を要する高齢者等，及びその家族

指定福祉避難所（令和３年１０月１日現在）の指定状況

• 特別養護老人ホーム矢掛荘
• 介護老人保健施設たかつま荘
• グループホーム本陣
• 小規模多機能ホームぼちぼち
• 介護老人保健施設リハヴィラポルソ矢掛

留意点

• 指定福祉避難所は，災害時に必要に応じて開設される二次的避難所であり，基本的に自主避難所として利用することはできない。
• 指定避難所の開設と同時に指定福祉避難所も開設する。
• 特別な配慮が必要な高齢者，その家族及び支援者等が，まずは電話等で役場福祉介護課に指定福祉避難所の利用を申請する。
• 指定福祉避難所までの送迎は基本的に家族や支援者で行う。
• 利用は無料

利用の流れ

①高齢者等避難発令

避難指示等が出される。

②指定避難所開設

お住まいの近くにある小学校の体育館等矢掛町が指定している指定避難所が開設される。

③指定福祉避難所開設

避難生活を送ることが困難で特別な配慮を必要とする高齢者等を対象に開設される。

④申請

特別な配慮が必要な高齢者，その家族及び支援者等が，役場福祉介護課に電話等で指定福祉避難所の利用を申請する。

⑤決定

福祉介護課は，必要性の高い人から優先的に指定福祉避難所の入所について町災害対策本部と協議・決定し，申請者に連絡する。

⑥入所

指定福祉避難所に特別な配慮が必要な高齢者，その家族が入所する。災害時は，災害発生の日から最大７日間利用できる。