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ダニが媒介する感染症に関する予防対策について
2023年06月08日(木)
マダニは、県内に広く分布しているとみられています。野山に生息するマダニに咬まれることで重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、つつが虫病、ライム病などに感染することがあります。活動が活発になると言われている春から秋だけでなく、冬も生息しており、年間を通じて咬まれないための予防対策が必要です。
マダニに咬まれないために
- 草むらなどに入るときには、肌が露出しないように袖口を絞れる長袖、長ズボン、手袋、足を完全に覆う長靴等を着用しましょう。また、色の薄い服はくっついたダニを見つけやすくなります。
- 服の上や肌の露出部分に、防虫スプレーを噴霧しましょう。
- 地面や草むらに直に寝転んだり、腰を下ろしたり、服を置いたりするのはやめましょう。
野外で活動したあとは
- すぐに入浴し、体や頭をよく洗い、新しい服に着替えましょう。
- 脱いだ衣服はすぐに洗濯するか、ナイロン袋に入れて口を縛っておきましょう。
マダニに咬まれたら
- 吸着しているマダニを無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがありますので、できるだけ病院(皮膚科)で取ってもらいましょう。
- 発熱等の症状が認められた場合は、早めに病院(内科)を受診し、野山等で活動したことを伝えてください。