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ロシア連邦によるウクライナ侵攻を強く非難する決議
2022年03月16日(水)
2022年2月24日,ロシア連邦は,国際社会の度重なる要請,警告を無視し,隣国ウクライナへの軍事侵攻を開始した。
ロシア軍は,非軍事施設の破壊も繰り返し,無力の民間人を含め,多くの犠牲者を出し続けている。
現代社会は,本町をはじめとする世界の各地域において,多様なルーツを持つ様々な国籍を持つ人々が,お互いの人権を尊重し合いながら,コミュニティーを形成し,生活をすることで成り立っており,全ての人々は,武力や暴力に頼らない平和な社会で暮らす権利を有する。
ロシア連邦の今回の行動は,ウクライナの人々の人権を踏みにじり,ウクライナの主権及び領土の一体性を著しく侵害するとともに,武力の行使を禁ずる国際法及び国連憲章に違反する明白な侵略行為であり,断じて容認できない暴挙である。
よって,矢掛町議会は,ロシア連邦に対し,その侵略行為を強く非難するとともに,ウクライナに対する軍事行動の即時無条件の中止とウクライナ領土からの完全撤退及び全ての人々の人権が尊重される平和的解決を強く求めるものである。
また,日本国政府においては,国際社会と緊密に連携しつつ,ロシア連邦の暴挙を抑えるためのあらゆる外交努力を行うとともに,現地在留邦人の安全確保及び国民生活にもたらす影響への対策に万全を期することを強く求めるものである。
以上決議する。
令和4年3月16日
矢 掛 町 議 会