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矢掛町矢掛宿が重要伝統的建造物群保存地区選定へ
2020年10月16日(金)
令和2年10月16日(金)、国の文化審議会は、矢掛町矢掛宿伝統的建造物群保存地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定することを文部科学大臣に答申しました。(今後、官報告示を経て正式決定。)
これにより、全国の重要伝統的建造物群保存地区は123地区、岡山県内では5地区となる見込みです。
※矢掛町矢掛宿伝統的建造物群保存地区とは
平成31年3月25日に条例制定され、令和2年6月29日に保存地区が決定。保存地区の範囲は、矢掛町矢掛の一部及び小林の一部の約11.5ヘクタール。
山陽道の宿場町として栄え、街道沿いには国指定重要文化財の旧矢掛本陣石井家住宅と旧矢掛脇本陣髙草家住宅を含む伝統的建造物が良く残っている。選定基準として、伝統的建造物群及び地割がよく旧態を保持していることが挙げられる。
※重要伝統的建造物群保存地区とは
市町村が条例などにより決定した伝統的建造物群保存地区のうち、文化財保護法第144条の規定に基づき、特に価値が高いものとして国が選定したものを指す。